ペットドックのご案内

気づけば年の瀬。1か月弱で今年も終わりですね。

昼夜の寒暖差が激しいためか、体調を崩す患者さんも多いようで。

冬になると、くしゃみ、鼻水、咳などの風邪症状や

膀胱炎などの泌尿器疾患も多くなりますので、

おかしいなと思ったら、早めの受診をお勧めいたします。

表題の件ですが、今年もペットドックの時期がやってまいりました。

先月から始まっており、来年3月末までとなります。

また、今年は院内検査の拡充をすすめており、

①レントゲンのデジタル化により、より高精細な撮影ができるようになりました。

②甲状腺や副腎疾患などのホルモン検査や、肝疾患の診断に有用な胆汁酸の測定もできるようになりました。

基本的に前日までに予約が必要になり、絶食で来院していただきます。

また、腹部超音波検査のため、おなかの毛を刈らせていただきます。

ご希望の方は、ご連絡ください。

訂正

先日、投稿いたしました8月27日(金)の休診のご案内で、

予定されていた研修がコロナ禍の影響で中止となりました。

そのため、当日は通常通り診療を行うことと致します。

ご迷惑をおかけして、誠に申し訳ございませんでした。

休診のご案内

先週の話ですが、下痢や消化不良で調子を崩し体重が減少した

セキセイインコさんが入院していました。

原因はおそらくカビなのですが、

ストレスによる免疫力の低下がきっかけだったか。

うちのインコたちと同室でお預かりし、

保温と内服、専用フードの強制給餌で幸い改善し、退院。

「おともだち(ライバル)効果」といって、

近くの鳥が食べる姿が刺激になるんだとか。

以前、福岡のセミナーで拝聴した内容でしたが、ためになりました。

本題ですが、今月の休診のご案内です。お盆休みです。

    8月13日(金)

    8月14日(土)

    8月15日(日)

通常木曜日が休診なのですが、振替で8月12日は開院します。

また、8月28日(土)が研修参加のため、休診となります。

よろしくお願いいたします。

あまり多くはありませんが

普段は犬猫がメインですが、ときどき珍しい動物も来院します。

最近ブームになっているのが、フクロモモンガとハリネズミですね。

よくテレビでも取り上げられたりしていますが、

10数年前から徐々に増えてきた気がしますね。

問題はどちらも身体検査が難しいこと(その子の慣れ具合にもよりますが・・・)。

写真の子は、麻酔をかけてからの爪切りです。

ついでに歯周病がないか、口の中を見たり。

次は遠方からミシシッピアカミミガメさん。

たまにあるのが、高所からの落下。

ベランダから落ちて、甲羅が割れたとのことで来院。

カメの甲羅は他の動物同様、背骨や肋骨があり、

それをうめる骨板からなります。

外傷により内臓の損傷がないか、確認したのち、

ワイヤーとパテなどで固定していきます。

2か月ほどになりますが、食欲もあり元気になってきました。

犬猫以外のエキゾチックアニマルは、診療する機会が少なく、

試行錯誤しながら、ときには飼い主様に教えていただいたりして、

治療していく必要があります。

ご来院の際は、普段の飼育環境や食事などがわかる写真などあると、

ありがたいです。