診療時間変更のお知らせ

だいぶ暖かくなってきましたが、朝晩の寒暖差がこたえます。

動物も人も体調を崩すことが多いので、何卒ご自愛ください。

最近、ノミやマダニを見かけることが多くなったのに加え、ヒゼンダニやニキビダニなどの皮膚の中に寄生するダニもよく見かけます。

暖かくなったから増えるわけではありませんが、しばらく見ていなかった分、見落とさないように注意が必要だと感じました。

うちのインコ達は相変わらず元気ですが、ギリシャリクガメのオリーブはまだ少し寒いからか、寝起きが悪く、食べムラがあります。そろそろ野草も増えてきたので、野菜やリクガメフードと混ぜながらしっかり食べてもらいます。

前置きが長くなりましたが、表題の件です。

獣医師会の集まりの関係で、以下の通り、診療時間を変更いたします。ご迷惑をおかけ致しますが、何卒よろしくお願い致します。

    3月13日(水)午後3時30分より診療開始

    (交通状況により遅れる可能性もあります)

色々と

年明けから種を蒔いた小松菜がぐんぐん成長しております。虫が少ない時期ながら、いつの間にか虫食いが・・・。先日の雪対策としてカバーをかけておいてよかったです。

間引いたり、葉だけをちぎって、ギリシャリクガメのオリーブに与えましたが、やっぱり食いつきが違います。春になったらまた、カブの種を蒔いて・・・など思案中です。

アキクサインコのもみじを久々の放鳥。粟穂がないと手に乗らないけど、肩には乗る、そして糞をする・・・。彼が去ったあとは、毎回、糞がついてないかチェックが必要。

放鳥と羽切については、メリット・デメリットがありますが、肥満対策やストレス軽減のためにこの子には羽切をしていません。もちろん、放鳥中の事故(衝突、誤食など)には十分気を付ける必要はあります。ご希望の方には羽切も行っております。

最近、高齢犬の歯石取りが続きました。麻酔をかけるリスクがありますので、術前の血液検査や胸部レントゲンなどを行った上での実施となります。

身体検査の時には気づかないような異常が麻酔下で分かることもあり、結果、歯石取りだけでなく何本も抜歯をすることに。なかには口の中にしこりが見つかることも。

日常的な歯みがきなどのデンタルケアが重要なのはもちろんですが、ついてしまった歯石は自然と取れないことがほとんど。また、表面の歯石だけでなく歯と歯肉の間にたまった歯垢をとるのは動物にとっても痛みやストレス、出血を伴いますので、全身麻酔がどうしても必要となります。

高齢の動物に麻酔をかけるのは、われわれ獣医師にとっても心悩ませる問題ですので、飼い主様との十分な話し合いを元に行っております。口臭や口の痛みなど気になる時は、獣医師にご相談ください。

最高齢?

ウサギさんでは当院の最高齢となる、チャチャちゃん(♀・12歳)と同居のポポちゃん(♂・5歳)が健診と爪切りに来院されました。

女の子のウサギさんは子宮疾患の関係で、男の子に比べて寿命が短いと言われており、チャチャちゃんも昨年、子宮の摘出を実施しました。

ウサギさんの子宮疾患は、陰部からの出血、おなかが張っているなど、飼い主様が気づかれる場合と、健康診断で偶然見つかる場合があります。

痛みなどの体調不良を隠す習性のあるウサギさんが、食欲不振などの症状を出している時はかなり症状が進行している可能性があり、手術の危険性も高くなります。

特に、子宮腺癌などの悪性の場合、すでに肺転移を起こしており、手術が出来ないこともあります。

そのため、若い時(生後6か月過ぎ)に避妊手術を実施することで、子宮疾患や乳腺の疾患を予防でき、お勧めしています。

また、定期的な健診は病気の早期発見・早期治療につながりますので、ぜひ検討してみてください。

カブ

台風が過ぎ去り、暑さも和らいだ頃にカブを種まき。

昨年は青虫に食べられたりで嫌な目にあいましたので、

今年は防虫ネットを試してみました。

効果は絶大!?

順調に大きくなっております。

リクガメのオリーブに間引いたカブの葉を与えましたが、よく食べてくれました。

当面は、カブと桑の葉、小松菜、チンゲン菜のローテーションでいけそう。

天気が不安定ですが、晴れたら日光浴も・・・。

ペット・ドック

毎年11月頃になるとご案内しておりましたペット・ドックですが、

「1年に1回でいいんですか?」という疑問や要望にお応えして、

今年から通年で実施することに致しました。

当院のこなつ(ラブラドールレトリバー)の件もあり、

こまめな健診がなによりも大事だと実感しております。

期間により料金が異なりますので、「ペット・ドック」のページをご確認の上、

ご予約いただけたらと思います。

また、今年から新たな試みとして、ウサギさん向けのラビット・ドックと、

鳥さん向けのバード・ドックを始めてみようと思います。

犬や猫以上に病気を隠す習性のあるエキゾチックアニマルにとって、

各種検査を定期的に実施することで早期発見・早期治療につながります。

食欲元気のあるウサギさん、鳥さんが対象となりますが、

暴れて検査が十分に行えない場合、やむを得ず途中で中断する場合があります。

予めご了承くださいますようお願いいたします。

検査内容

ラビット・ドック:血液検査、胸腹部レントゲン検査、歯科レントゲン検査、

         超音波検査、尿検査

バード・ドック:血液検査、胸腹部レントゲン検査、便検査、そ嚢検査

検査費用

通常11~3月4~10月
ラビット・ドック¥15,950¥12,760¥13,050
バード・ドック¥11,550¥9,240¥10,395

当院のインコ達も先日、検査を実施しました。

身体検査の様子
採血のための血管を確認中
レントゲン検査

小型のインコで慣れている子は割とすんなり行くのですが、

中型・大型のインコ・オウムでは、結構暴れるので、

もしかしたら鎮静も必要になるかもしれません。(その場合は別途費用がかかります)