近況報告

もうすぐ12月、今年も残り1カ月ですね。

先月からペット・ドックが始まり、ぼちぼち予約が入っております。

現状1日2,3件が限界なので、早めのご予約をお願いいたします。

3月までは特別価格となりますので、ご興味のある方はご連絡を。

1年で一番トリミングも忙しいのが12月ですので、すでに予約も埋まっている状態。

ご希望に添えない可能性がありますので、ご了承ください。

ギリシャリクガメのオリーブはただいま拒食中。

以前あんなにがっついていた桑の葉を急に食べなくなりました。

台風で葉が全部落ち、新しく芽を出したものを与えていたのですが、

旬じゃないからでしょうか。

仕方なくリクガメフードを与えると、喜んでたべていますが、

出来れば野草や野菜を食べて欲しいので、制限しているところです。

最近、インコの診察やウサギの子宮疾患、デグーのお預かりなど、

エキゾチックアニマルの来院が重なりました。

インコは卵詰まりのような生殖器疾患や嘔吐・下痢などの消化器疾患、

息が苦しくなる呼吸器疾患など様々でしたが、残念ながら亡くなってしまった子も。

力不足を実感、これからも少しでも多くの動物を助けられるよう精進してまいります。

先天性・遺伝性疾患、栄養性疾患でもあるペローシス。

来院時は起立もままならなかったのですが、テーピングで何とか立てるように。

写真の通り、脚は横を向いていますが、日常生活ができるようになり、安心しました。

写真をあげるのも久しぶりな気がしますが、ホオミドリウロコのワラビ。

引きこもりがちですが、ケージから出てきたので、手に乗せて写真撮影。

11歳になりますが、寒さに負けず元気に叫んでいます。

お盆休み

暑すぎて外に出る気もおきない季節が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

当院の仲間たちも暑さに負けず、頑張ってます。朝夕の鳴き声も相変わらず。

ギリシャリクガメ(オリーブ・♂)は、午前中は桑の葉をモリモリと食べていますが、昼過ぎから引きこもりがちです。

以前、不注意からインコやウサギのケージを屋外に出しっ放しにし、熱中症で死亡した例がありました。

人も動物もこの暑さはなかなか耐えられるものではありませんので、こまめな水分補給と涼しい環境での生活を心がけてください。

前置きが長くなりましたが、お盆休みのお知らせです。

  8月13日~8月15日  休診

8月12日(月)は祝日ですが、振替で診療は行っておりますので、何かありましたらご来院ください。(スタッフ不在のため、お待たせする可能性があります)

診療時間変更のお知らせ

だいぶ暖かくなってきましたが、朝晩の寒暖差がこたえます。

動物も人も体調を崩すことが多いので、何卒ご自愛ください。

最近、ノミやマダニを見かけることが多くなったのに加え、ヒゼンダニやニキビダニなどの皮膚の中に寄生するダニもよく見かけます。

暖かくなったから増えるわけではありませんが、しばらく見ていなかった分、見落とさないように注意が必要だと感じました。

うちのインコ達は相変わらず元気ですが、ギリシャリクガメのオリーブはまだ少し寒いからか、寝起きが悪く、食べムラがあります。そろそろ野草も増えてきたので、野菜やリクガメフードと混ぜながらしっかり食べてもらいます。

前置きが長くなりましたが、表題の件です。

獣医師会の集まりの関係で、以下の通り、診療時間を変更いたします。ご迷惑をおかけ致しますが、何卒よろしくお願い致します。

    3月13日(水)午後3時30分より診療開始

    (交通状況により遅れる可能性もあります)

色々と

年明けから種を蒔いた小松菜がぐんぐん成長しております。虫が少ない時期ながら、いつの間にか虫食いが・・・。先日の雪対策としてカバーをかけておいてよかったです。

間引いたり、葉だけをちぎって、ギリシャリクガメのオリーブに与えましたが、やっぱり食いつきが違います。春になったらまた、カブの種を蒔いて・・・など思案中です。

アキクサインコのもみじを久々の放鳥。粟穂がないと手に乗らないけど、肩には乗る、そして糞をする・・・。彼が去ったあとは、毎回、糞がついてないかチェックが必要。

放鳥と羽切については、メリット・デメリットがありますが、肥満対策やストレス軽減のためにこの子には羽切をしていません。もちろん、放鳥中の事故(衝突、誤食など)には十分気を付ける必要はあります。ご希望の方には羽切も行っております。

最近、高齢犬の歯石取りが続きました。麻酔をかけるリスクがありますので、術前の血液検査や胸部レントゲンなどを行った上での実施となります。

身体検査の時には気づかないような異常が麻酔下で分かることもあり、結果、歯石取りだけでなく何本も抜歯をすることに。なかには口の中にしこりが見つかることも。

日常的な歯みがきなどのデンタルケアが重要なのはもちろんですが、ついてしまった歯石は自然と取れないことがほとんど。また、表面の歯石だけでなく歯と歯肉の間にたまった歯垢をとるのは動物にとっても痛みやストレス、出血を伴いますので、全身麻酔がどうしても必要となります。

高齢の動物に麻酔をかけるのは、われわれ獣医師にとっても心悩ませる問題ですので、飼い主様との十分な話し合いを元に行っております。口臭や口の痛みなど気になる時は、獣医師にご相談ください。

最高齢?

ウサギさんでは当院の最高齢となる、チャチャちゃん(♀・12歳)と同居のポポちゃん(♂・5歳)が健診と爪切りに来院されました。

女の子のウサギさんは子宮疾患の関係で、男の子に比べて寿命が短いと言われており、チャチャちゃんも昨年、子宮の摘出を実施しました。

ウサギさんの子宮疾患は、陰部からの出血、おなかが張っているなど、飼い主様が気づかれる場合と、健康診断で偶然見つかる場合があります。

痛みなどの体調不良を隠す習性のあるウサギさんが、食欲不振などの症状を出している時はかなり症状が進行している可能性があり、手術の危険性も高くなります。

特に、子宮腺癌などの悪性の場合、すでに肺転移を起こしており、手術が出来ないこともあります。

そのため、若い時(生後6か月過ぎ)に避妊手術を実施することで、子宮疾患や乳腺の疾患を予防でき、お勧めしています。

また、定期的な健診は病気の早期発見・早期治療につながりますので、ぜひ検討してみてください。