以前、ブログにてご報告いたしました、当院で飼っていたラブラドールレトリバーの「こなつ」が9月11日に亡くなりました。
6月に調子を崩し、検査の結果お腹の中にしこりが見つかり、7月に開腹手術を実施しましたが、大型の腫瘍とその転移があり、切除困難と判断。
その後、徐々に食欲が低下し、立ち上がることが難しくなり、床ずれができ、最終的に健康な時の半分にまで体重が減っていました。
今年の7月に9歳を迎えましたが、あまりにも早いお別れでした。
心の中で「まだ8歳だから」「食欲元気もあるから」という気持ちがあったことは否めません。
病気になることは、ある程度は仕方のないことですが、もっと早く気づいていれば、という後悔は出来るだけ皆様にはしてほしくないという想いです。
フィラリアやノミ、ダニ、各種ウイルス感染症など、予防薬やワクチンで防げる病気があります。
また、食事管理など生活習慣の改善で減らせる病気もあります。
そして、後日ご案内しようと思いますが、定期的なペットドックで病気の早期発見が早期治療につながります。
飼い主様と動物がよりよい関係を築けるように、力を尽くしていきたいと思います。