ペット・ドック

毎年11月頃になるとご案内しておりましたペット・ドックですが、

「1年に1回でいいんですか?」という疑問や要望にお応えして、

今年から通年で実施することに致しました。

当院のこなつ(ラブラドールレトリバー)の件もあり、

こまめな健診がなによりも大事だと実感しております。

期間により料金が異なりますので、「ペット・ドック」のページをご確認の上、

ご予約いただけたらと思います。

また、今年から新たな試みとして、ウサギさん向けのラビット・ドックと、

鳥さん向けのバード・ドックを始めてみようと思います。

犬や猫以上に病気を隠す習性のあるエキゾチックアニマルにとって、

各種検査を定期的に実施することで早期発見・早期治療につながります。

食欲元気のあるウサギさん、鳥さんが対象となりますが、

暴れて検査が十分に行えない場合、やむを得ず途中で中断する場合があります。

予めご了承くださいますようお願いいたします。

検査内容

ラビット・ドック:血液検査、胸腹部レントゲン検査、歯科レントゲン検査、

         超音波検査、尿検査

バード・ドック:血液検査、胸腹部レントゲン検査、便検査、そ嚢検査

検査費用

通常11~3月4~10月
ラビット・ドック¥15,950¥12,760¥13,050
バード・ドック¥11,550¥9,240¥10,395

当院のインコ達も先日、検査を実施しました。

身体検査の様子
採血のための血管を確認中
レントゲン検査

小型のインコで慣れている子は割とすんなり行くのですが、

中型・大型のインコ・オウムでは、結構暴れるので、

もしかしたら鎮静も必要になるかもしれません。(その場合は別途費用がかかります)

訃報

以前、ブログにてご報告いたしました、当院で飼っていたラブラドールレトリバーの「こなつ」が9月11日に亡くなりました。

6月に調子を崩し、検査の結果お腹の中にしこりが見つかり、7月に開腹手術を実施しましたが、大型の腫瘍とその転移があり、切除困難と判断。

その後、徐々に食欲が低下し、立ち上がることが難しくなり、床ずれができ、最終的に健康な時の半分にまで体重が減っていました。

今年の7月に9歳を迎えましたが、あまりにも早いお別れでした。

心の中で「まだ8歳だから」「食欲元気もあるから」という気持ちがあったことは否めません。

病気になることは、ある程度は仕方のないことですが、もっと早く気づいていれば、という後悔は出来るだけ皆様にはしてほしくないという想いです。

フィラリアやノミ、ダニ、各種ウイルス感染症など、予防薬やワクチンで防げる病気があります。

また、食事管理など生活習慣の改善で減らせる病気もあります。

そして、後日ご案内しようと思いますが、定期的なペットドックで病気の早期発見が早期治療につながります。

飼い主様と動物がよりよい関係を築けるように、力を尽くしていきたいと思います。